悪人(Akunin、Villain)
『悪人』(Akunin、Villain)は、日本の小説家、吉田修一さんの長編小説で、それを原作とした李相日監督によるヒューマンミステリードラマ。2010年9月11日に全国東宝系列で公開。モントリオール世界映画祭ワールド・コンベンション部門に正式出品され、深津絵里さんが最優秀女優賞を受賞。2009年11月にクランクイン。ロケは福岡、佐賀、長崎の九州3県に渡り行われ、2010年9月1日には映画PRのため福岡市・吉田宏市長、佐賀市・秀島敏行市長、平戸市・黒田成彦市長を表敬訪問している。作中の後半で祐一と光代が訪れる灯台のシーンのロケ地として使われたのは、五島市にある大瀬崎灯台。テーマは「人間の本質は善と悪」。刺激的な性描写から映倫区分はPG12指定された。