橋本愛

邦画

渇き。(The World of Kanako)

『渇き。』(英文表記: The World of Kanako)は、2013年に制作された日本のスリラー映画。一人娘の失踪をきっかけに元刑事の男が崩壊した家庭の再生を求めて奔走するミステリ、サスペンス、アクションの要素が混在するエンターテインメント作品。 深町秋生さんのミステリ小説『果てしなき渇き』を原作に、『告白』で日本アカデミー賞各賞を受賞した中島哲也さんが監督を務め、役所広司さん、小松菜奈さん、清水尋也さんなどが主要キャストに名を連ねる。映画は2013年末にクランクアップし、2014年7月4日の日本公開が告知されたが、1週間繰り上げて6月27日より公開された。繰り上げに伴って、初日から7月4日までの8日間に高校生、大学生が映画を1000円で観賞できる「学生1000円早割キャンペーン」が実施され、このキャンペーンは好評を博し、7月18日まで延長された。海外ではドラフトハウス・フィルムが北米での配給権を獲得し、2015年より「The World of Kanako」の題名で公開された。
邦画

桐島、部活やめるってよ

『桐島、部活やめるってよ』は、朝井リョウさんによる日本の青春小説、およびそれを原作とした日本映画。著者が早稲田大学文化構想学部在学中の2009年に、第22回小説すばる新人賞を受賞したデビュー作。これによって著者は初の平成生まれの受賞者となった。2012年4月に文庫化され、集英社WEB文芸RENZABUROに掲載された短編「東原かすみ〜14歳」が追加収録された(巻末解説・吉田大八さん)。装幀写真は、高校生のポートレートを撮影し続けている写真家の小野啓さん。被写体はプロのモデルではなく、一般の高校生である。少女漫画雑誌『マーガレット』では、やまもり三香さん、桃森ミヨシさん、姉森カナさん、佐藤ざくりさん、斎藤ジュリアさんの5人によるオムニバス形式で漫画化もされた。さらに、吉田大八監督、神木隆之介さん主演により映画化され、8月11日に公開、日本の主要映画賞を総なめにした。タイトル・ロールである桐島は本編に直接登場せず、その人物像は伝聞のみで明らかにされる。
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