大倉孝二

邦画

検察側の罪人

『検察側の罪人』は、雫井脩介さんによる日本の小説。『別册文藝春秋』の2012年9月号(301号)から2013年9月号(307号)まで連載され、2013年9月に文藝春秋から単行本が刊行された。 「時効」をストーリーの着想の端緒とし、検事を作品の主題として選んでおり、取材には元検察官の郷原信郎が協力している。 2013年の『週刊文春ミステリーベスト10』の国内部門4位に選出されたほか、宝島社の『このミステリーがすごい! 2014年版』の8位となった。文芸評論家の郷原宏は、現行の司法制度の問題点を描いた「すぐれて社会的な司法ミステリー」であると評価している。 同名の映画が2018年8月24日公開。監督・脚本は原田眞人さん、主演は木村拓哉さん。嵐の二宮和也さんが共演する。
邦画

DESTINY 鎌倉ものがたり

『鎌倉ものがたり』は、西岸良平さんによる日本の漫画作品。『漫画アクション』(双葉社)にて連載後、『まんがタウン』(同)にて連載されていたが、休刊に伴い『漫画アクション』へ移籍して連載中。第38回日本漫画家協会賞大賞受賞作品。 『DESTINY 鎌倉ものがたり』のタイトルで実写映画化され、2017年12月9日公開。同じく西岸良平作品を原作とする「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの山崎貴さんが監督を務める(阿部総指揮・西岸原作者・山崎監督がかかわった映画としては第四弾となる)。主演は堺雅人さん、高畑充希さん。 11月21日、鎌倉の鶴岡八幡宮の境内にスクリーンを設営した、鶴岡八幡宮史上初の奉納上映会(鎌倉プレミア)にファン1,000人が参加した。
邦画

陽だまりの彼女

『陽だまりの彼女』は、越谷オサムさんによる日本の恋愛小説。2013年、映画作品が公開された。「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」と謳った書店のパネルが話題を呼び、普段は恋愛小説を読まない中年男性の目も留まるようになり売上が急上昇。2011年6月に刊行された文庫版は啓文堂書店の「2011年 おすすめ文庫大賞」の1位に輝き、2013年9月には累計発行部数100万部を突破した。映画公開後さらに売り上げが伸び、10月28日付のオリコン“本”ランキング文庫部門では週間4.6万部を売り上げ、発売から2年4か月で初首位を獲得した。 2013年10月12日、『ソラニン』『僕等がいた』などを手掛けて恋愛青春映画の名手とも言われる三木孝浩監督と、『ピンポン』『ハチミツとクローバー』『ノルウェイの森』などの話題作をプロデュースしてきた小川真司さんがタッグを組み映画化された。主演の松本潤さんと上野樹里さんは初共演となる。その他、真緒に恋心を抱く会社の先輩・新藤春樹役で玉山鉄二さん、物語のキーパーソンとなる謎の人物・大下役で夏木マリさんらが映画オリジナルキャラクターに扮して出演している。
タイトルとURLをコピーしました