コロニア(Colonia)
『コロニア』(Colonia)は、2015年製作のドイツ、ルクセンブルク、フランスのスリラー映画。
チリ・クーデターの際の実話を基にした作品で、ピノチェト(Augusto Pinochet)軍事独裁政権下でナチスの残党パウル・シェーファー(Paul Schäfer Schneider)と結びついた拷問施設「コロニア・ディグニダ」(尊厳のコロニー、後のビジャ・バビエラ)の実態を描いた。
監督のフローリアン・ガレンベルガー(Florian Gallenberger)は、9歳のときに学校で「コロニア・ディグニダ」のことを習い、そこで起きていたことに怒りを覚えたことが映画化を決意した理由であると語っている。