マスク(The Mask)
『マスク』(The Mask)は、1994年7月29日にアメリカ合衆国より公開されたコメディ映画作品。冴えない男が偶然に不思議な緑色の木の仮面を手に入れ、超人的な力を持った黄緑色の顔の怪人・マスクに大変身する物語。ダークホースコミックスのコミック『マスク』が原作。主演のジム・キャリー(Jim Carrey)を一躍スターにのしあげた作品だが、ティナ役のキャメロン・ディアス(Cameron Michelle Diaz)も当時演技経験皆無の新人だったにもかかわらず、本作のヒロインに大抜擢され、デビュー作にしてトップスターの仲間入りを果たした。目玉や心臓が飛び出すなど漫画的なオーバーアクションを実写で表現し、『トムとジェリー』をそのまま実写にしたような雰囲気のスラップスティック・コメディ映画となっている。映像はSFXが駆使され、アカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされた。