シェルビー・ヤング

映画

ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)

『ソーシャル・ネットワーク』(The Social Network)は、2010年のアメリカの伝記ドラマ映画。デヴィッド・フィンチャー(David Fincher)が監督、アーロン・ソーキン(Aaron Sorkin)が脚本を務めた。2009年に出版されたベン・メズリック(Ben Mezrich)の著書『facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男』を映画化したもので、ソーシャル・ネットワーキング・サイト「Facebook」の設立とそれに伴う訴訟を描いている。主演のジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg)は、創業者のマーク・ザッカーバーグ(Mark Elliot Zuckerberg)を演じるほか、アンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)はエドゥアルド・サベリン(Eduardo Saverin)、ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)はショーン・パーカー(Sean Parker)、アーミー・ハマー(Armie Hammer)はキャメロン・ウィンクルヴォス(Cameron Winklevoss)、タイラー・ウィンクルヴォス(Tyler Winklevoss)兄弟、マックス・ミンゲラ(Max Minghella)はディヴィヤ・ナレンドラ(Divya Narendra)を演じている。ザッカーバーグをはじめとするFacebookはこのプロジェクトに関与していないが、サベリンはメズリックの著書のコンサルタントを務めている。2010年10月1日にコロンビア ピクチャーズから米国で公開された。批評的、興行的ともに大成功を収め、4,000万ドルの製作費で2億2,400万ドルの興行収入を記録し、批評家からは、フィンチャー監督の演出、演技(特にアイゼンバーグとガーフィールド)、脚本、編集、音楽などが高く評価された。78人の批評家がその年のベスト作品のひとつに挙げ、22人の批評家がベスト作品に挙げた。また、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、2010年の最優秀作品に選ばれた。第83回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、アイゼンバーグの主演男優賞を含む8部門にノミネートされ、脚色賞、作曲賞、編集賞の3部門を受賞した。また、第68回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、監督賞、脚本賞、作曲賞を受賞した。2016年には、海外の映画評論家117人によって、21世紀のベスト100の中で27位に選ばれた。
タイトルとURLをコピーしました