L.A.コンフィデンシャル(L.A.Confidential)
『L.A.コンフィデンシャル』(L.A.Confidential)は、1990年に発刊されたジェイムズ・エルロイ(James Ellroy)の『L.A.四部作』の第3部である小説を原作とした1997年公開のアメリカ映画。1950年代のロス市警(L.A.P.D.)。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など、騒然としたロスの世相を背景に、カフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が、捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いている。映画版は一癖も二癖もある刑事を演じたラッセル・クロウ(Russell Ira Crowe)(ハリウッド初出演作)、ガイ・ピアース(Guy Edward Pearce)の出世作となった。