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ハリー・ポッターと謎のプリンス(Harry Potter And The Half-Blood Prince)

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、J・K・ローリングの2005年の同名小説を原作とする、監督デヴィッド・イェーツ、脚本スティーヴ・クローヴスによる、2009年のファンタジー映画である。この作品は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年)の続編で、『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年)に続く、ハリー・ポッター映画シリーズの第6作である。この映画ではダニエル・ラドクリフ(Daniel Jacob Radcliffe)がハリー・ポッター役で主演し、ルパート・グリント(Rupert Grint)とエマ・ワトソン(Emma Charlotte Duerre Watson)がそれぞれハリーの親友ロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャー役を演じた。物語は、ハリーが謎の教科書を受け取り、恋に落ち、ヴォルデモート卿を倒す鍵を握る記憶を取り戻そうとする、ホグワーツ魔法魔術学校でのハリーの6年目を描く。アメリカではレイティングが『アズカバンの囚人』以来のPG指定(前作『不死鳥の騎士団』まではPG-13)となった。該当表現は「恐怖表現、いくつかの暴力シーン、言葉、軽度の性的表現」の4つ。
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ターミネーター4(Terminator Salvation)

『ターミネーター4』(Terminator Salvation)は、2009年のアメリカのミリタリーSFアクション映画。監督はマックG(McG)、脚本はジョン・ブランケート(John D. Brancato)とマイケル・フェリス(Michael Ferris)が務めた。「ターミネーター」シリーズの第4作目で、『ターミネーター3』(2003年)の続編であると同時に、『ターミネーター』(1984年)の前日譚でもある。主演はクリスチャン・ベール(Christian Bale)とサム・ワーシントン(Sam Worthington)で、アントン・イェルチン(Anton Viktorovich Yelchin)、ムーン・ブラッドグッド(Korinna Moon Bloodgood)、ブライス・ダラス・ハワード(Bryce Dallas Howard)、コモン(Common)、マイケル・アイアンサイド(Michael Ironside)、ヘレナ・ボナム=カーター(Helena Bonham Carter)らが出演している。これまでの作品とは異なり、本作は2018年を舞台にした終末論的映画である。ベールはレジスタンスの戦士で中心人物であるジョン・コナーを、ワーシントンはサイボーグのマーカス・ライトを演じる。イェルチンは『ターミネーター』で初登場した若き日のカイル・リースを演じ、T-800ターミネーターの起源を描いている。
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天使と悪魔(Angels & Demons)

『天使と悪魔』(Angels & Demons)は、2009年のアメリカ合衆国のミステリスリラー映画。5月15日のアメリカ公開を筆頭に世界各地で同時期に一斉公開された。原作はダン・ブラウン(Dan Brown)の同名小説『天使と悪魔』。同作者による小説『ダ・ヴィンチ・コード』を映画化した2006年のヒット映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となり、主人公も同一である。原作においては『天使と悪魔』がシリーズ第1弾であり、続編が『ダ・ヴィンチ・コード』であるが、映画では時系列を入れ替えている。また、『ダ・ヴィンチ・コード』が原作にほぼ忠実だったのに対し、本作はかなり脚色が加えられている。監督は前作に引き続きロン・ハワード(Ron Howard)、その他の主なスタッフも続投している。ただし脚本には新たにデヴィッド・コープ(David Koepp)を迎え入れ、原作者ダン・ブラウンは今回は製作総指揮のみで脚本には参加していない。主人公のロバート・ラングドン役も前作に引き続きトム・ハンクス(Tom Hanks)が演じる。ヒロインのヴィットリア・ヴェトラ役は、ナオミ・ワッツ(Naomi Ellen Watts)が筆頭候補だったが、最終的にはイスラエル人女優のアイェレット・ゾラー(Ayelet Zurer)が抜擢される形となった。
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バンコック・デンジャラス(Bangkok Dangerous)

『バンコック・デンジャラス』(Bangkok Dangerous)は1999年の映画『レイン』を基に、同作品の監督であるパン兄弟(オキサイド・パン:Oxide Pang、ダニー・パン:Danny Pang)が2008年にアメリカでセルフ・リメイクした作品。
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マックス・ペイン(Max Payne)

『マックス・ペイン』(Max Payne)は、2008年のアクション映画。PG-12指定(アメリカではPG-13)。原作は2001年に発売されたアクションゲームソフト「マックスペイン」。日本ではCERO:Z指定となっている。2009年9月4日にBlu-ray Disc・DVDが発売。本編は劇場版よりも3分長い、完全版を収録。特典としてPinP(子画面表示)コンテンツとして、ビハインド・ザ・シーンを収録。PinP非対応機用の映像も収録する。さらに、監督やスタッフによるコメンタリー、グラフィック・ノベルの「ミシェル・ペイン」、メイキングなども収録された。
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マダガスカル2(Madagascar: Escape 2 Africa)

『マダガスカル2』(Madagascar: Escape 2 Africa)は、2008年のアニメーション映画である。ドリームワークス作品。ニューヨークの動物園から逃げ出した動物たちが繰り広げるコメディで、『マダガスカル』の続編。日米ともに前作に続き、アレックス、マーティ、グロリア、メルマンなど、同じ声優が勢ぞろいした。
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パッセンジャーズ(Passengers)

『パッセンジャーズ』(Passengers)は、2008年に公開されたアメリカ合衆国とカナダの合作によるサスペンススリラー映画。監督はロドリゴ・ガルシア(Rodrigo García)、脚本はロニー・クリステンセン(Ronnie Christensen)、主演はアン・ハサウェイ(Anne Jacqueline Hathaway)。
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マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)

『マンマ・ミーア!』(Mamma Mia!)は、2008年にイギリス、ドイツ、アメリカが共同製作したロマンティック・コメディ・ミュージカル映画。世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループABBAの曲をベースにし、1999年にウェスト・エンドで、2001年にブロードウェイで公開されたミュージカル『マンマ・ミーア!』を映画化したものである。ABBAのメンバーで作曲家のベニー・アンダーソン(Benny Andersson)が音楽で参加している。題名は1975年のABBAのヒット曲「Mamma Mia」から採用された。フィリダ・ロイド(Phyllida Lloyd)が監督し、トム・ハンクス(Tom Hanks)とリタ・ウィルソン(Rita Wilson)が所有するプレイトーンおよびリトルスターと提携してユニバーサル・ピクチャーズが配給した。メリル・ストリープ(Meryl Streep)が主役のシングル・マザーであるドナ・シェリダン役に配役された。他にピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)がサム・カーマイケル役、コリン・ファース(Colin Firth)がハリー・ブライト役、ステラン・スカルスガルド(Stellan Skarsgård)がビル・アンダーソン(スウェーデン読みはアンデション)役に配役され、ドナの娘でアマンダ・サイフリッド(Amanda Seyfried)演じるソフィの父親である可能性のある男性3名を演じた。
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007/慰めの報酬(Quantum of Solace)

『007/慰めの報酬』(Quantum of Solace)は、2008年のスパイアクション映画。イーオン・プロダクションズが製作した「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作目にあたる。監督はマーク・フォースター(Marc Forster)、脚本はポール・ハギス(Paul Haggis)、ニール・パーヴィス(Neal Purvis)、ロバート・ウェイド(Robert Wade)で、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)の直接の続編であり、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)が架空のMI6諜報員、ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。タイトルは、1959年に出版されたイアン・フレミング(Ian Lancaster Fleming)の『007号の冒険』(新版は『007/薔薇と拳銃』)に掲載された短編小説から取られたものだが、本作にはその物語の要素は一切含まれていない。2008年10月29日にオデオン・レスター・スクエアで初公開され、クレイグの演技や、より暗く厳しい現実的なトーン、映画のアクションシークエンスなどを主に評価しながらも、前作『007/カジノ・ロワイヤル』に比べて印象が薄いと感じられるなど、総じて賛否両論の評価を受けた。
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ウォーリー(WALL・E)

『ウォーリー』(WALL・E)は、2008年に公開されたアメリカ合衆国の長編アニメーション映画。ピクサー・アニメーション・スタジオとウォルト・ディズニー・ピクチャーズが製作した全編CG映画である。アメリカ合衆国では2008年6月27日に3992館で公開され、6250万ドル(約66億円)を記録して初登場1位となる。7月4日には1億ドルを、8月1日には2億ドルを突破。日本では2008年12月5日に公開され、5億1000万円を記録して初登場1位となる。またピクサーの長編映画が日本で12月に公開されるのは2004年公開の「Mr.インクレディブル」以来4年ぶりとなる。
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