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邦画

悪人(Akunin、Villain)

『悪人』(Akunin、Villain)は、日本の小説家、吉田修一さんの長編小説で、それを原作とした李相日監督によるヒューマンミステリードラマ。2010年9月11日に全国東宝系列で公開。モントリオール世界映画祭ワールド・コンベンション部門に正式出品され、深津絵里さんが最優秀女優賞を受賞。2009年11月にクランクイン。ロケは福岡、佐賀、長崎の九州3県に渡り行われ、2010年9月1日には映画PRのため福岡市・吉田宏市長、佐賀市・秀島敏行市長、平戸市・黒田成彦市長を表敬訪問している。作中の後半で祐一と光代が訪れる灯台のシーンのロケ地として使われたのは、五島市にある大瀬崎灯台。テーマは「人間の本質は善と悪」。刺激的な性描写から映倫区分はPG12指定された。
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インセプション(Inception)

『インセプション』(Inception)は、2010年より公開されたアメリカ合衆国・イギリスの映画。クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)脚本・監督によるSFアクション映画である。音楽はハンス・ジマー(Hans Zimmer)。編集はリー・スミス(Lee Smith)。レオナルド・ディカプリオ(Leonardo Wilhelm DiCaprio)、渡辺謙さん、ジョセフ・ゴードン=レヴィット(Joseph Gordon-Levitt)、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)、エリオット・ペイジ(Elliot Page)、トム・ハーディ(Tom Hardy)らが出演する。2010年7月16日にワーナー・ブラザースの配給で全米で公開され、全世界で8億2,600万ドル以上の興行収入を記録し、2010年の興行収入ランキングで4位となった。第83回アカデミー賞では作品賞、脚本賞などの8部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞を受賞した。
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トイ・ストーリー3(Toy Story 3)

『トイ・ストーリー3』(Toy Story 3)は、2010年のアメリカ合衆国のアニメーション映画。ピクサー・アニメーション・スタジオ製作。日本での公開日は2010年7月10日。ディズニーデジタル3D(3D映画)作品でシリーズとしては初の3D映画作品。日本国内では主として3D吹き替え版で上映されたが、一部劇場では2D吹き替え版と3D字幕版も上映された。前作の終盤で提示された「子供はいずれ大人になり、おもちゃから去っていく」というテーマそのものに真正面から向かい合った作品であり、大人の鑑賞を意識した作風となっている。 このテーマを作るためにおもちゃの持ち主であるアンディと観客の子供たちがそのテーマに直面する時まで制作を温めていた。世界歴代興行収入は2014年4月時点で第12位、アニメーションとしては2010年8月初め、『シュレック2』を抜いて1位となり、2014年3月に『アナと雪の女王』に抜かれるまでその記録を維持し、日本でも100億円を突破した。ただし、観客動員数ではチケット価格の高騰により『ライオン・キング』には劣る。前2作で監督を務めたジョン・ラセター(John Lasseter)は製作総指揮に就き、リー・アンクリッチ(Lee Unkrich)が単独としての監督デビューを果たす。
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トイ・ストーリー2(Toy Story 2)

『トイ・ストーリー2』(Toy Story 2)は、1999年のアメリカ合衆国のアニメーション映画。ディズニー&ピクサー製作。日本での公開日は2000年3月11日。『トイ・ストーリー』の続編であり、ピクサーの長編アニメーションとしては3作目となる。監督は前作に引き続きジョン・ラセター(John Lasseter)が務めた。ゴールデングローブ賞 作品賞を受賞している。パート2という事で、当初はディズニーの慣習に倣ってビデオソフト用作品としてラセター抜きで制作が進められたが、出来の良さから劇場公開作品に昇格した逸話を持つ(しかしピクサー内部ではクオリティを危惧する声が挙がり、ラセター主導で急遽全面的に作り直されている)。しかしこの事で契約上の問題が生じ、一時ディズニーとピクサーとの関係が悪化した一因となった。劇中、日本の有名コレクター「Mr.KONISHI」が電話の相手として登場するが、「KONISHI」とは、ピクサーに実在する日本人の女性社員「小西さん」(Sonoko Konishi)から名付けられた。 その「Mr.KONISHI」や、おもちゃ屋の「アル」はラセターとも面識がある世界的おもちゃコレクター(「ブリキのおもちゃ博物館」館長の北原照久)がモデルとなっている。日本ではじめてデジタル上映方式DLP(映画専用)にて公開された映画である。
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トイ・ストーリー(Toy Story)

『トイ・ストーリー』(Toy Story)は、1995年のアメリカ合衆国のアニメーション映画(コンピュータアニメーション)。ピクサー・アニメーション・スタジオ製作。ディズニー配給のアニメーション映画作品。劇場用長編映画としては世界初のフルCGアニメーション作品であり、全世界で約3億6200万ドルの興行収入を上げた。これは、当該年度の第1位である。日本での公開は1996年3月23日。日本でのセルビデオ出荷本数は190万本。制作はピクサー・アニメーション・スタジオ。監督ジョン・ラセター(John Lasseter)(ピクサー)。長編フルCGの作品を生み出した制作チーム統括の業績に対し、監督ラセターはアカデミー特別業績賞を受賞した。他にアカデミー賞候補として、脚本賞ノミネート(アンドリュー・スタントン:Andrew Stanton)、オリジナル主題歌賞ノミネート("You've Got a Friend in Me")、作曲賞(コメディ部門)ノミネート(ランディ・ニューマン:Randy Newman)。ジョン・ラセターの長編映画デビュー作となった。
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アバター(Avatar)

『アバター』(Avatar)は、ジェームズ・キャメロン(James Francis Cameron)が監督・脚本・製作・共同編集を務めた、2009年のアメリカの叙事詩的SF映画。サム・ワーシントン(Sam Worthington)、ゾーイ・サルダナ(Zoë Saldaña)、スティーヴン・ラング(Stephen Lang)、ミシェル・ロドリゲス(Michelle Rodriguez)、シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)らが出演する。20世紀フォックス映画とキャメロンのライトストーム・エンターテインメントによって製作され、フォックスから配給された。アバターシリーズの第1作目。12年間記録を保持していたキャメロンの『タイタニック』(1997年)を上回り、興行収入世界歴代1位の作品となった。その後、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)に抜かれるも、2021年に中国での再公開によって興行収入が上乗せされ、歴代1位を奪還した。
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セックス・アンド・ザ・シティ2(Sex and the City 2)

『セックス・アンド・ザ・シティ2』(Sex and the City 2)は、2010年のアメリカ合衆国の映画。2008年の映画『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編であり、前作から2年後のストーリーとなっている。前作はPG12指定だったが、今作では刺激的な性愛描写が含まれるため、映倫でR15+指定を受けた。
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(Män som hatar kvinnor)

『ミレニアム』(Millennium)は、スウェーデンのジャーナリストで作家スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson)による、「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる狂卓の騎士」からなる推理小説。作者のラーソンは全10部の構想を持っていたが、第1部の出版を待たずして2004年11月 心筋梗塞で亡くなった。死後の2005年に『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』、2006年に『ミレニアム2 火と戯れる女』、2007年に『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』が出版され、世界的大ヒットを記録しながらも絶筆のために完結した。その後、ダヴィド・ラーゲルクランツ (David Lagercrantz) が続編として3作書き、2015年に『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』、2017年に『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女』、2019年に『ミレニアム6 死すべき女』が出版された。 映画化1作目『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』は、2009年2月27日にスウェーデン及び、デンマークで同時公開された。日本では第22回東京国際映画祭で特別招待作品として上映され、2010年1月16日にギャガの配給で一般公開。また、未公開シーンを含む完全版はCSチャンネルAXNミステリーにて3部作全てが放送された。全世界で1億ドル以上を稼ぐヒット作となり、英国アカデミー賞 非英語作品賞を受賞した。
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ワイルド・スピード MAX(Fast & Furious)

『ワイルド・スピード MAX』(Fast & Furious)は、2009年公開のアメリカ合衆国の映画。ワイルド・スピードシリーズ第4作で、ストリートレースを題材にしたカーアクション映画。今作のおもな舞台はロサンゼルス、メキシコ、ドミニカ共和国。1作目の主演コンビであるポール・ウォーカー(Paul Walker)とヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)が復帰。前作までと比較するとレースや車を中心とした演出はやや抑えられており、カーチェイスアクションとしての演出が色濃くなっている。
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トランスポーター3 アンリミテッド(仏題:Le Transporteur 3 / 英題:Transporter 3)

『トランスポーター3 アンリミテッド』(仏題:Le Transporteur 3 / 英題:Transporter 3)は、2008年に公開されたフランス・アメリカ合作のカーアクション映画。この作品は『トランスポーター』(2002年)『トランスポーター2』(2005年)に続く、映画「トランスポーター」シリーズの第3作である。製作・脚本はリュック・ベッソン(Luc Paul Maurice Besson)、監督はオリヴィエ・メガトン(Olivier Megaton)。
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