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2分の1の魔法(Onward)

『2分の1の魔法』(Onward)は、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作によるアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・ファンタジー・アドベンチャー映画。アメリカ合衆国では2020年3月6日に、日本では同年8月21日に公開された。監督はダン・スキャンロン(Dan Scanlon)。
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ファーザー(The Father)

『ファーザー』(The Father)は2020年のイギリス・フランス・アメリカのドラマ映画。劇作家フローリアン・ゼレール(Florian Zeller)の映画監督デビュー作であり、出演はアンソニー・ホプキンス(Sir Anthony Hopkins)とオリヴィア・コールマン(Olivia Colman)など。原作はゼレールが2012年に発表した戯曲『Le Père 父』。認知症によって過去の記憶と目の前の現実の境界線が曖昧になっていく高齢男性を描いている。 本作は批評家から絶賛され、特にホプキンスの演技に対して惜しみない賞賛が送られている。 また、第93回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、このうち主演男優賞(アンソニー・ホプキンス)と脚色賞を受賞した。 なお、同原作戯曲は2015年にフランスで『父はフロリダを夢見て(Floride)』として映画化されているが、日本では劇場公開されなかった。
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ノマドランド(Nomadland)

『ノマドランド』(Nomadland)は、2021年のアメリカ合衆国のドラマ映画。クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)が、脚本、製作、編集、監督を担い、主演はフランシス・マクドーマンド(Frances McDormand)が務めた。本作はジェシカ・ブルーダー(Jessica Burder)が2017年に発表したノンフィクション『ノマド:漂流する高齢労働者たち』を原作としている。 2020年9月11日にヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映され、金獅子賞を受賞した。また、トロント国際映画祭ではピープルズ・チョイス・アワードを受賞した。2020年12月4日に1週間のストリーミング限定公開された後、サーチライト・ピクチャーズにより、2021年1月29日に米国内の一部のIMAXシアターで配給され、2021年2月19日には劇場で同時公開、Huluでデジタルストリーミングされた。日本ではウォルト・ディズニー・ジャパンにより、3月26日から劇場公開された。 本作は、監督、脚本、編集、撮影、そしてマクドーマンドを中心とした演技が評価された。第93回アカデミー賞では、計6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、マクドーマンドの主演女優賞を受賞した。マクドーマンドは同一作品で製作者と出演者の両方としてアカデミー賞を受賞した史上初の人物となった。また、第78回ゴールデングローブ賞では映画作品賞(ドラマ部門)と監督賞を受賞、第74回英国アカデミー賞では最優秀作品賞を含む4部門を受賞、第36回インディペンデント・スピリット賞では最優秀作品賞を含む4部門を受賞した。
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マトリックス レザレクションズ(The Matrix Resurrections)

『マトリックス レザレクションズ』(The Matrix Resurrections)は、ラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski)が製作・監督・共同脚本を務める、2021年公開のアメリカのSFアクション映画。『マトリックス(The Matrix)』、『マトリックス リローデッド(The Matrix Reloaded)』、『マトリックス レボリューションズ(The Matrix Revolutions)』に続く映画「マトリックス」シリーズの第4作目に当たり、キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)、キャリー=アン・モス(Carrie-Anne Moss)、ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)、ランベール・ウィルソン(Lambert Wilson)らが前作に引き続き出演する。本作はラナが両親の死の悲しみを紛らわせるために制作した単独作品で、続編の予定はない。
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007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)

『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』(No Time to Die)は、2021年のイギリスとアメリカ合衆国の合作によるスパイアクション映画。『007/カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』(2006年)、『007/慰めの報酬(Quantum of Solace)』(2008年)、『007/スカイフォール(Skyfall)』(2012年)、『007 スペクター(Spectre)』(2015年)に続く、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)が架空のMI6諜報員、ジェームズ・ボンドを演じる5作目の作品で、本作品がクレイグ自身最後のボンド映画となり「ダニエル・クレイグの007を完結する」と語っている。イーオン・プロダクションズが製作する「ジェームズ・ボンド」シリーズの第25作目となる。 第94回アカデミー賞ではビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)とフィニアス・オコネル(Finneas Baird O'Connell)がアカデミー歌曲賞を受賞。『スカイフォール』、『スペクター』に続く三作連続の受賞となった。 監督はキャリー・ジョージ・フクナガ(Cary Joji Fukunaga)、脚本はニール・パーヴィス(Neal Purvis)、ロバート・ウェイド(Robert Wade)、フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge)が務める。
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マスカレード・ナイト(MASQUERADE NIGHT)

『マスカレード・ナイト』は、東野圭吾さんの長編ミステリ小説。「マスカレード」シリーズの第3作目。 2017年9月20日に集英社より単行本が発刊された。タイトルの「マスカレード」が英語で仮面舞踏会を意味することであることから、表紙にはアイマスクが描かれている。 同名の映画が2021年9月17日に公開。監督の鈴木雅之さんや主演の木村拓哉さんといった一部キャスト・スタッフが前作『マスカレード・ホテル』から続投する。
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かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル

『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』は、2019年9月6日に公開された映画『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の続編で、2021年1月5日の前作放送の番組内で同年夏に続編が公開されることが発表された。 4月19日に正式タイトルと公開日が発表されると同時に主要キャストは前作から続投し、あわせてミコ役を影山優佳さんが演じることも発表され、5月17日には、つばめ役を福原遥さんがテレビアニメ版と同役で演じることも発表されている。 2021年8月20日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 13:10の回上映終了後に初日舞台挨拶を行い、同年8月21日の同会場 9:10の回上映開始前に公開記念舞台挨拶を行い、その模様が全国の劇場に生中継された。 実写映画第2作と併せて撮影されたミニエピソード集『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ミニ』が、2021年6月1日よりAmazonプライム・ビデオ にて配信が開始された(Hulu、Paraviでは8月1日より配信開始)。全5話(各10分弱)。
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ワイルド・スピード / ジェットブレイク(Fast & Furious 9)

『ワイルド・スピード / ジェットブレイク』(Fast & Furious 9)は、2021年に公開したアメリカ合衆国のカーアクション映画。監督はジャスティン・リン(Justin Lin)、脚本はダニエル・ケイシー(Daniel Casey)とリン。『ワイルド・スピード』(2001年)、『ワイルド・スピードX2』(2003年)、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)、『ワイルド・スピード MAX』(2009年)、『ワイルド・スピード MEGA MAX(Fast Five)』(2011年)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)、『ワイルド・スピード SKY MISSION(Furious 7、Fast & Furious 7)』(2015年)、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2019年)に続く「ワイルド・スピード」シリーズの第9作目。 ジャスティン・リンが『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)以来の監督に復帰し、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)以来となるクリス・モーガン(Chris Morgan)が脚本を担当しない作品である。 公開は何度か延期され、2021年5月19日に世界的に公開、2021年6月25日にアメリカ合衆国で公開、2021年8月6日に日本で公開された。
邦画

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(The Fable: The Killer Who Doesn’t Kill)

2020年8月19日にシリーズ化が発表され、『ザ・ファブル』(2019年)公開後、2年ぶりの第2作が『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』のタイトルで公開。原作漫画の第7巻70話から第13巻において描かれた『宇津帆編』が原作となっている。当初は2021年2月5日に公開予定であったものの、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けて同年1月22日に公開延期が発表され、改めて6月18日に公開された。 同作のシナリオは、原作単行本9巻から15巻におけるアキラと宇津帆の戦いを主題としている。
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ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語(Little Women)

『ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語』(Little Women)は、2019年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はグレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)、主演はシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)が務めた。本作はルイーザ・メイ・オルコット(Louisa May Alcott)が1868年に発表した小説『若草物語』を原作としている。 1860年代のマサチューセッツ州に暮らすマーチ姉妹の暮らしぶりを描き出していく。本作は姉妹が実家を離れた後(『若草物語』の第二部)に焦点を当てており、次女であるジョーが、過去を振り返る形で進み、時系列が入り乱れる構成となっている。
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