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ジュラシック・ワールド / 新たなる支配者(Jurassic World: Dominion)

『ジュラシック・ワールド / 新たなる支配者』(Jurassic World: Dominion)は、2022年のアメリカ合衆国のSFアドベンチャー映画。監督はコリン・トレヴォロウ(Colin Trevorrow)、脚本はエミリー・カーマイケル(Emily Carmichael)が務める。『ジュラシック・パーク』(1993年)、『ロスト・ワールド / ジュラシック・パーク』(1997年)、『ジュラシック・パーク III』(2001年)『ジュラシック・ワールド』(2015年)、『ジュラシック・ワールド / 炎の王国』(2018年)の続編で、「ジュラシック・パーク」シリーズの第6作目であり、「ジュラシック・ワールド」三部作の第3作目であり、完結編である。 ユニバーサル・ピクチャーズによる配給で、アメリカでは2021年6月11日に公開予定だったが、後に1年後の2022年6月10日に延期された。日本では2022年7月29日公開。 アラン・グラント役のサム・ニール(Sam Neill)とエリー・サトラー役のローラ・ダーン(Laura Dern)が21年ぶりにシリーズ作品に出演した。
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英雄の証明(A Hero / قهرمان‎)

『英雄の証明』(原題・ペルシア語: قهرمان‎)は、2021年のイランのドラマ映画。監督・脚本はアスガル・ファルハーディー(Asghar Farhādī)、出演はアミール・ジャディディ(Amir Jadidi)、サハル・ゴルデュースト(Sahar Goldust)、モーセン・タナバンデ(Mohsen Tanabandeh)など。ふとしたことから美談の英雄として祭り上げられた後に一転してペテン師と非難されて四面楚歌の状態に陥る1人の服役囚の運命の逆転劇を描いている。 2021年7月に第74回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、グランプリを獲得した。第94回アカデミー賞国際長編映画賞にイラン代表作として出品された。
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-Man: No Way Home)

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(Spider-Man: No Way Home)は、マーベル・コミックのスーパーヒーロー『スパイダーマン』をベースとした、2021年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ワッツ(Jon Watts)、脚本はクリス・マッケナ(Chris McKenna)、エリック・ソマーズ(Erik Sommers)、出演はトム・ホランド(Tom Holland)、ゼンデイヤ(Zendaya)、ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)、ジェイコブ・バタロン(Jacob Batalon)ら。 コロンビア ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同で製作し、ソニー・ピクチャーズ リリーシングが配給する。『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)に次ぐシリーズ3作目であり、「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の27作目である。
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ファーザー(The Father)

『ファーザー』(The Father)は2020年のイギリス・フランス・アメリカのドラマ映画。劇作家フローリアン・ゼレール(Florian Zeller)の映画監督デビュー作であり、出演はアンソニー・ホプキンス(Sir Anthony Hopkins)とオリヴィア・コールマン(Olivia Colman)など。原作はゼレールが2012年に発表した戯曲『Le Père 父』。認知症によって過去の記憶と目の前の現実の境界線が曖昧になっていく高齢男性を描いている。 本作は批評家から絶賛され、特にホプキンスの演技に対して惜しみない賞賛が送られている。 また、第93回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、このうち主演男優賞(アンソニー・ホプキンス)と脚色賞を受賞した。 なお、同原作戯曲は2015年にフランスで『父はフロリダを夢見て(Floride)』として映画化されているが、日本では劇場公開されなかった。
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ノマドランド(Nomadland)

『ノマドランド』(Nomadland)は、2021年のアメリカ合衆国のドラマ映画。クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)が、脚本、製作、編集、監督を担い、主演はフランシス・マクドーマンド(Frances McDormand)が務めた。本作はジェシカ・ブルーダー(Jessica Burder)が2017年に発表したノンフィクション『ノマド:漂流する高齢労働者たち』を原作としている。 2020年9月11日にヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映され、金獅子賞を受賞した。また、トロント国際映画祭ではピープルズ・チョイス・アワードを受賞した。2020年12月4日に1週間のストリーミング限定公開された後、サーチライト・ピクチャーズにより、2021年1月29日に米国内の一部のIMAXシアターで配給され、2021年2月19日には劇場で同時公開、Huluでデジタルストリーミングされた。日本ではウォルト・ディズニー・ジャパンにより、3月26日から劇場公開された。 本作は、監督、脚本、編集、撮影、そしてマクドーマンドを中心とした演技が評価された。第93回アカデミー賞では、計6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、マクドーマンドの主演女優賞を受賞した。マクドーマンドは同一作品で製作者と出演者の両方としてアカデミー賞を受賞した史上初の人物となった。また、第78回ゴールデングローブ賞では映画作品賞(ドラマ部門)と監督賞を受賞、第74回英国アカデミー賞では最優秀作品賞を含む4部門を受賞、第36回インディペンデント・スピリット賞では最優秀作品賞を含む4部門を受賞した。
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マトリックス レザレクションズ(The Matrix Resurrections)

『マトリックス レザレクションズ』(The Matrix Resurrections)は、ラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski)が製作・監督・共同脚本を務める、2021年公開のアメリカのSFアクション映画。『マトリックス(The Matrix)』、『マトリックス リローデッド(The Matrix Reloaded)』、『マトリックス レボリューションズ(The Matrix Revolutions)』に続く映画「マトリックス」シリーズの第4作目に当たり、キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)、キャリー=アン・モス(Carrie-Anne Moss)、ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Pinkett Smith)、ランベール・ウィルソン(Lambert Wilson)らが前作に引き続き出演する。本作はラナが両親の死の悲しみを紛らわせるために制作した単独作品で、続編の予定はない。
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007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)

『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』(No Time to Die)は、2021年のイギリスとアメリカ合衆国の合作によるスパイアクション映画。『007/カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』(2006年)、『007/慰めの報酬(Quantum of Solace)』(2008年)、『007/スカイフォール(Skyfall)』(2012年)、『007 スペクター(Spectre)』(2015年)に続く、ダニエル・クレイグ(Daniel Craig)が架空のMI6諜報員、ジェームズ・ボンドを演じる5作目の作品で、本作品がクレイグ自身最後のボンド映画となり「ダニエル・クレイグの007を完結する」と語っている。イーオン・プロダクションズが製作する「ジェームズ・ボンド」シリーズの第25作目となる。 第94回アカデミー賞ではビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)とフィニアス・オコネル(Finneas Baird O'Connell)がアカデミー歌曲賞を受賞。『スカイフォール』、『スペクター』に続く三作連続の受賞となった。 監督はキャリー・ジョージ・フクナガ(Cary Joji Fukunaga)、脚本はニール・パーヴィス(Neal Purvis)、ロバート・ウェイド(Robert Wade)、フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ(Phoebe Waller-Bridge)が務める。
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マスカレード・ナイト(MASQUERADE NIGHT)

『マスカレード・ナイト』は、東野圭吾さんの長編ミステリ小説。「マスカレード」シリーズの第3作目。 2017年9月20日に集英社より単行本が発刊された。タイトルの「マスカレード」が英語で仮面舞踏会を意味することであることから、表紙にはアイマスクが描かれている。 同名の映画が2021年9月17日に公開。監督の鈴木雅之さんや主演の木村拓哉さんといった一部キャスト・スタッフが前作『マスカレード・ホテル』から続投する。
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ワイルド・スピード / ジェットブレイク(Fast & Furious 9)

『ワイルド・スピード / ジェットブレイク』(Fast & Furious 9)は、2021年に公開したアメリカ合衆国のカーアクション映画。監督はジャスティン・リン(Justin Lin)、脚本はダニエル・ケイシー(Daniel Casey)とリン。『ワイルド・スピード』(2001年)、『ワイルド・スピードX2』(2003年)、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)、『ワイルド・スピード MAX』(2009年)、『ワイルド・スピード MEGA MAX(Fast Five)』(2011年)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)、『ワイルド・スピード SKY MISSION(Furious 7、Fast & Furious 7)』(2015年)、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2019年)に続く「ワイルド・スピード」シリーズの第9作目。 ジャスティン・リンが『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)以来の監督に復帰し、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)以来となるクリス・モーガン(Chris Morgan)が脚本を担当しない作品である。 公開は何度か延期され、2021年5月19日に世界的に公開、2021年6月25日にアメリカ合衆国で公開、2021年8月6日に日本で公開された。
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ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語(Little Women)

『ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語』(Little Women)は、2019年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はグレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)、主演はシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)が務めた。本作はルイーザ・メイ・オルコット(Louisa May Alcott)が1868年に発表した小説『若草物語』を原作としている。 1860年代のマサチューセッツ州に暮らすマーチ姉妹の暮らしぶりを描き出していく。本作は姉妹が実家を離れた後(『若草物語』の第二部)に焦点を当てており、次女であるジョーが、過去を振り返る形で進み、時系列が入り乱れる構成となっている。
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