『グラン・ブルー』(Le Grand Bleu)は、1988年に公開されたフランスとイタリアの合作映画。監督はリュック・ベッソン(Luc Paul Maurice Besson)。
フリーダイビングの世界記録に挑む2人のダイバーの友情と軋轢、そして海に生きる男を愛してしまった女性の心の葛藤を描く海洋ロマン。
10代からダイビングに親しんできたベッソン監督が、長年の夢だった“イルカに魅せられた潜水夫の物語”を、実在の天才ダイバー、ジャック・マイヨール(Jacques Mayol)の協力を得て映画化。撮影は1987年6月から約9か月に渡り、パリを含むフランス、ニューヨークなどで行われた。
フランスでは公開後、ハイティーンの若者達の絶大な支持を集め、映画館前は長蛇の列。上映前と終わりには、割れんばかりの拍手が映画館を埋めるような狂騒となった。フランス国内の観客動員数は1000万人、パリでは187週連続上映という記録を打ちたてた。彼らは「Grand Bleu Generation」と呼ばれ、社会現象にまでなった。
グラン・ブルー(Le Grand Bleu) 基本情報
公開日 | フランス / 1988年5月11日 日本 / 1988年8月20日 |
配給 | 日本 / 20世紀フォックス |
上映時間 | 132分(オリジナル版) 120分(編集版) 168分(完全版) |
スタッフ | 監督 / リュック・ベッソン 脚本 / リュック・ベッソン、ロバート・ガーランド 製作 / パトリス・ルドゥー 音楽 / エリック・セラ |
キャスト | (役名 / 俳優) ジョアンナ・ベイカー / ロザンナ・アークエット ジャック・マイヨール / ジャン=マルク・バール エンゾ・モリナーリ / ジャン・レノ ローレンス博士 / ポール・シェナー ノヴェリ / セルジオ・カステリット ロベルト / マルク・デュレ ルイ叔父 / ジャン・ブイーズ ダフィー / グリフィン・ダン |
関連サイト (外部リンク) | グラン・ブルー (字幕版) |
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